FC2ブログ

レキオ島唄アッチャー

県民ショック!翁長知事が死去

 翁長雄志沖縄県知事が8日夜、膵臓(すいぞう)がんのため入院中の浦添総合病院で死去した。まだ67歳だった。テレビ画面で痩せた知事のお顔を見るたびに、病状を心配していた県民は、突然の訃報に大きなショックを受けている。

 翁長氏は、2014年11月の知事選で名護市辺野古への新基地建設に反対を訴え、県民の圧倒的な支持を受けて当選した。
 知事になってから、日米両政府の理不尽な新基地建設強行に断固として立ち向かってきた。もともとは保守政治家として、那覇市長を4期14年務めたが、沖縄県民の総意を無視した新基地建設は許さないという立場を貫いて、当選後も微塵も揺らぐことはない気骨ある政治家だった。

        fd37fce0fb7beccd8a09d9ef2d30e9ee.jpg
         「琉球新報」8月8日付け号外  
 さる7月27日には、防衛省が8月17日にも辺野古埋め立ての土砂投入を狙う中で、埋め立て承認の撤回に向けた手続きを開始した。その際の記者会見で「20年以上も前に決定された辺野古新基地建設を見直すことなく、強引に推し進めようとする政府の姿勢は到底容認できない。今後もあらゆる手法を駆使し、辺野古に新基地は造らせないという公約実現に向けて全力で取り組む」と強調していた。県民に向けた最後の言葉となった。
 9日にはそのための聴聞を行なうことになっていた矢先の死去である。ご冥福をお祈りしたい。

 日米両政府の県民を愚弄するような傲慢なやり方に、真っ向から対峙する翁長氏の姿には、党派を超えて多くの県民が期待を寄せ、県知事選でも翁長県政の継続に強い期待を持っていた。死去のあと号外が出されたが、県民はこぞって深い悲しみに包まれている。なによりも、志半ばで死去した翁長氏自身が最も悔しい思いを抱いているだろう。
 翁長氏は、沖縄の戦後政治の歴史の上でも、特筆される知事だったと思う。

 死亡届の50日以内に知事選挙があるという。すでに、自民党陣営は、普天間基地を抱える宜野湾市の佐喜真市長を擁立することを決めた。佐喜真氏は、普天間返還を言うだけで、辺野古新基地建設は黙認しており、安倍首相・官邸お気に入りの政治家である。自民党県政への逆流は絶対に許すわけにはいかない。
 新基地建設に反対する県民の総意を集めて、翁長知事の遺志を受け継ぐ県政が実現することを強く期待したい。
関連記事
スポンサーサイト

政治 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<アルテで「西武門節」「与那国ションカネ―」を歌う | ホーム | 不思議な三線の「尺」の位置(下)>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |