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レキオ島唄アッチャー

郷土愛にあふれた「おくふじ新聞」

   5月に郷里の高知に帰った際、かつて宿毛市で働いていた当時の同僚と、50年ぶりに再会したことをこのブログでも書いた。
 その際、友人の一人、K君が手作り新聞を発行していること、K君からこれまでに発行した新聞をいただいたことを紹介した。
 沖縄に帰ってきてから、改めて宿毛時代のことを何か書いて投稿してほしいという要望を受けた。宿毛周辺には、1962年から69年まで7年間いたことになる。宿毛市といっても、市街地から20数キロも奥に入った楠山・笹山という地域で5年間も働いていた。その思い出を、いくつかのエピソードを交えて書いて投稿した。K君から、投稿は数回に分けて掲載したい。その前に帰郷の想い出を書いた文章(ブログアップ済み)から、3人で再会した部分を掲載したいとのことだった。勿論、了解した。
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                   「おくふじ新聞」を発行するK君
 先日、さっそく掲載紙を郵送してきてくれた。それで改めて、K君が発行する手作り新聞のことを紹介しておきたい。
 K君は、奥さんと二人で、宿毛市の山奥にある郷里の地名を付けた手作りの「おくふじ新聞」の発行を始めた。奥さんは不幸にも病気で10年ほど前に急逝したという。その後も毎月発行を持続して、2018年8月5日で128号を数える。発行人として、自分の名前と奥さんの名前を記し、夫婦の共同の作業として発行を継続しているところに、新聞にかける強い情熱と亡き奥さんへの深い愛情が込められている。
 
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   新聞は、郷里の出身者をはじめ郷里に住んでいた人やなんらかの関わりのあった人など90人ほどに送っているという。A4伴カラー刷りで、レイアウトもとても工夫されて読みやすい。多いのは郷里にまつわるニュースや想い出のエッセイ、郷里にゆかりの人たちの話題や動向、季節の花々や果物、野菜の話題、郷土の歴史、ユーモアあふれる小話、人生訓、俳句など文芸まで掲載されている。彼は自身も俳句を詠むそうだ。とにかく紙面の隅々に郷土愛が溢れている。
 きっとこの新聞を読んでいる人たちは、郷里にかかわることがよくわかる何よりの情報源であるし、紙面を通して郷里への思いを共有しているのだろう。紙面を読めば、新聞発行にかけるK君の努力とその紙面を待っている読者の期待を感じることができる。
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   私の帰省の想い出は、3人が再会し、お酒を酌み交わした写真付きで2面のトップに掲載していただいている。3人の写真を見ていると、50年ぶりに会った楽しいひと時が甦る。さらに、紙面全体を通して、50数年前の青春時代を過ごした場所に想い出を運んでくれる。その当時、一緒に働き、過ごした人たちもすっかりもうお年をめしている。みなさんの健康と長寿、幸多きことを願わずにはいられない。

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