FC2ブログ

レキオ島唄アッチャー

歴史が今に生きている沖縄、海ヤカラ

「海ヤカラ」に歌われた美女
 糸満市を舞台にした民謡「海ヤカラ」には、男女のロマンスの伝承がある。この前、このブログでアップしているが、簡略にして再度、紹介しておきたい。 

 「海ヤカラ」は、海のつわものや英雄を意味し、船頭や船乗り、魚捕りの名人を指している。
 <糸満市真栄里(まえさと)に「ドンドンガマ」と呼ばれるガマ(洞窟)があった。
 そこによそから漂着した男が住み着いて、漁が巧みなことから村人は彼を「海やからー」と名付けた。そのうち、村一番の美女が「海やからー」に恋した。村の青年たちは嫉妬から「海やからー」を亡き者にしようと企むが、ことごとく失敗。それならばと、2人への面当てにはやり歌で恋路をバラしたのだとか。今に伝わるその俗謡の1節に、「誰がし名付きたが、ドンロンぬガマや 真栄里美童ぬ 忍び所」とある。
 ちなみに、「海やからー」に恋した娘とは、現在の仲間門中宗家で、ラジオパーソナリティー・玉城美香さんのお母さんの実家だということも判明!>
  「週刊レキオ 島ネタchosa班」(2016.1.7)から、かいつまんで紹介した。玉城美香さんは、たしかに糸満市出身。「ミーカー」の愛称で知られる人気パーソナリティーである。毎日、ROKラジオ「チャットステーション」で声が流れる。私がよく聞くのは、同局日曜日昼時の「nannbuアワー」である。

歴史的な人物や民謡に歌われた人たちの子孫がいまもたくさんいることを改めて感じた。沖縄は狭い島国であり、人々のかかわりが濃密である。その子孫も、大和のように各地に散らばっていくのではなく、大半は島に暮らすという環境がある。それに王府時代に士族は家譜を作成して王府に提出することが義務付けられていた。沖縄戦で焼けてなくなった家譜が多いと聞くが、残された家譜もある。男系の血縁組織である門中(ムンチュウ)も存在し、自分たちの祖先への関心も他府県以上に強い。
 こうした背景があり、歴史が生きていることを感じさせことが多いのだろう。
       終わり
スポンサーサイト

沖縄の歴史 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<「ヒヌカンのはなし」を聞く | ホーム | ニシキヘビにご対面?離島フェア―2017>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |