レキオ島唄アッチャー

アルテで「童神」を歌う

 毎月恒例のアルテ・ミュージック・ファクトリーは、今回のテーマが「初」。前回100回を迎え、今回は101回目で初心に帰るという意味を込めている。主宰の越智さんは「200回を目指していきましょう」という。8年くらい先になるので、元気で出演できることを願う。
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 エントリーは18組と少ないが、三線演奏が何人もいたのは嬉しい。
玉那覇さんは、「浦波節」を弾いた。別名「物知り節」という。これは「教えの歌」という意味で、教訓歌である。私とは使っている工工四(楽譜)が少し異なるが、巧みな三線と歌で聞かせた。
 私は、古謝美佐子さんの「童神」を歌った。古謝さんに初孫が生まれたとき、作ったのでテーマに合うと思った。
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 天からの恵みを受け生まれた子どもがすくすくと育ってほしい、この世は雨や風が吹くこともあるが、自分の花を咲かせてほしい、立派な人になってほしい、という意味の歌詞である。
 なんとか、三線も歌もこなせた。「気持ちの入った歌でしたね」という声もあったが、後からビデオで見直してみると、歌詞のウチナー口発音ができていない。ウチナー口の歌詞をヤマト口(共通語)で発音しているところが目立つ。反省!
 なぜ、後から反省したのかといえば、この後、同じ「童神」を正確なウチナー口の発音で歌った人がいたからだ。初登場でマディーさんというハーフの方だ。2曲歌った。
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 三線を始めてまだ1年半という。いきなり「ダイサナジャー」という曲を歌ったのには、ビックリだった。古い滑稽唄で、歌詞がメチャクチャ難しい。わがサークルの課題曲になっているが、いまだ歌詞の発音が満足にできない。なぜこんな難しい曲を初心者が歌えるのか、不思議だった。後から聞くと、栄町の居酒屋の店主が三線の先生だとか。三線の音色もとても美しい。「童神」も初心者とは思えない演奏だった。やはりウチナーンチュの血が流れている。
 ツレは、宇多田ヒカルの名曲「first love」を新田さんのギター伴奏で歌った。しっとりとした歌で、ギターも歌をうまくフォローして、聞かせる歌声だった。
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 クラッシックギターの名手、与那嶺新さんが出演した。演奏したのは「そのあくる日」というキューバの作曲家の作品。「11月のある日」という名曲の後に続く曲だという。多様な音色を出したいと言っていたが、その通りの見事な演奏だった。
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 糸数秀子さんは、八重山民謡の「月ぬ美しゃ」を歌った。夫・剛さんのギター伴奏と美しいソプラノで聞くと、民謡とは違った魅力があった。
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 エントリーが終わった後、比嘉さんが余興として、三線を爪弾きながら「ナークニー」を歌った。久しぶりの比嘉さんの三線は、独特の気張らない歌い方で味わいがある。
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 その他、楽しい演奏があり、越智さん曰く。「レベルが上がっていますね」。次回のテーマは「間」。選曲が難しい。
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