レキオ島唄アッチャー

暖冬異変?花のチャンプルー

 久しぶりに近くの漫湖公園に散歩に行った。カンヒザクラが見ごろだと思ったから。
 公園に着くと、もう満開の木もある。でもあまり咲いていない木もあるので、全体では6分咲きぐらいだろうか。
 それにしても今年は開花が遅い。例年だと2月上旬が満開の時期。だから桜まつりは2月11,12日に終わったが、その時はほとんど桜はなかったはず。
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 今年は暖冬だからだろう。沖縄のカンヒザクラは、寒いところから咲きだし、桜前線は南下する。この分では3月に満開になりそうだ。
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 満開の木には、メジロが止まって蜜を吸っている。花からは花へ、木から木へ飛び移りながらくちばしを入れている。このメジロたちは、桜の季節の時以外はほとんど見かけない。どこにいるのだろうか。
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 あまりにも桜開花が遅いので、奇妙な現象が起きている。他の花は、暖かいと開花が早くなるのが通常である。いつも3月くらいに咲く、火炎木が真っ赤な花を咲かせていた。花びらがとても大きい。カンヒザクラと同じ時咲いているのは初めて見た。
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 コスモスも当たり前のように咲いている。こちらは沖縄では1月でも咲くのは普通。毎年、カンヒザクラとコスモス、ヒマワリが同時期に咲く。
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 今年はなんとツツジも咲いていた。3月に入れば、山原でツツジ祭りが始まる。2月に咲くのは少し早いのではないか。
 本来、ツツジや火炎木はカンヒザクラよりは1カ月以上遅れて咲く花である。それが、一方は暖かくて遅く咲き、一方は暖かくて早く咲く。なんとも奇妙な花風景である。これも、暖かいことが、花にとって咲くのが遅くもなれば、早くもなるという花の特性のなせるわざである。
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 もう一つ、名前を知らない花も可憐な花を咲かせていた。
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 トックリキワタも暖冬の影響を受けている。ピンクの花は秋から年末にかけて咲くが、花の終わった後、3月後半から4月にかけて野球ボールくらいの大きさの実をつける。それがもう2月初めから実がなっているのだ。
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 この実が割れると中から真っ白い綿が出てくる。奇妙な花木である。カンヒザクラとトックリキワタの実が同じ時に見られるというのは、沖縄に来て初めてである。。
 暖冬は過ごしやすいが、もともと沖縄の冬は本州でいえば晩秋くらいの気候である。冬は冬らしく寒さがある方がいいのかもしれない。ただ、プロ野球のキャンプにとっては、今年は雨はほとんど降らなくて、選手たちにとってはとってもよいキャンプ日和が続いたと思う。
 漫湖公園の川べりのウォーキングコースを歩いていると、水際のマングローブがまた大量に伐採されていた。あまりマングローブが増えると、土砂がたまるとか、ゴミが堆積するなどの理由で無慈悲に伐られる。
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 心配なことは、ウォーキングコースに沿ってカンヒザクラが植えられて、花を咲かせているが、マングローブが茂っていれば、吹き寄せる潮風の防風林の役割を果していた。でも木がなくなると、潮風にモロニさらされることだ。台風の時期には、暴風が直撃する。いまでも、せっかく植えられたカンヒザクラの木が育たずに枯れる木がある。大丈夫なのか、それが気になった。
 水際を見ていると、ダイサギが浅瀬でエサをついばんでいた。漫湖は潮がひくと野鳥がよく集まる。ラムサール条約に登録されている大事な河口近くの湖である。
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