レキオ島唄アッチャー

沖縄科学技術大学院大学を見学

 世界40か国以上から研究者や学生が集う沖縄科学技術大学院大学を見学する機会があった。
 その前に、沖縄電磁波技術センターを見学した。
電波や光を用いたリモートセンシング技術の研究開発に取り組んでいるという。これは地球温暖化などグローバルな気候変動問題や気象予測の精度向上、豪雨など自然災害に対処するものだそうだ。
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 もともとは米軍瑞慶覧通信所内の施設を引き継ぎ、復帰の1972年6月、沖縄電波観測所が設置され、電離層定常観測を開始したという。電波の有効利用技術の研究開発をしているが、軍事利用はないそうだ。
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 レーダーのある高さ25メートルの鉄塔に登らせてもらった。眺望が素晴らしい。白いドームの内部を初めて見た。中でレーダーがクルクル回っている。
 展示コーナーを見ていると、「台風の恵み」という展示がある。
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 被害を与えない程度で雨を降らす台風であれば恵みがあるのは確か。観測した気象データは気象庁に提供しているのかと思ったら、それは一部だという。観測はあくまでこちらの研究開発が目的のようだ。電磁波といえば、健康への影響が懸念される。こちらでの電波はそういう影響はないと認められたものだそうだ。

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、ガイドさんが案内してくれた。こちらは教員と学生の半数以上が外国人で、会話はすべて英語で行う。世界最高水準の英知を結集した研究や教育を行なうことで、世界の科学技術の向上と沖縄の自立的発展に寄与することが目的だという。 
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 国の予算で建設されたので国立かと思ったら、私立だという。世界から研究者、学生が集まり、教育・研究をするので、国はお金は出しても経営には関与しないそうだ。
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 長い通路を歩いて行くと、研究のテーマとその様子が写真パネルで展示されている。見学はあくまで建物は見るけれど、研究者のいる棟内には入れないから、こういう展示で見るしかない。
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 建物は東京スカイツリーと同じ設計会社が設計したという。恩納村の自然を生かし、世界トップ水準の研究をするのにふさわしい環境がつくられていると思った。土地は恩納村の無償提供だと聞いた。
 こちらのレストランは誰でも利用できる。ランチが美味しいらしい。メニューを見ると、各種丼物が並んでいる。意外だ。これはあくまで日替わりメニューだけ。他のメニューがある。尋ねてみると「パンが美味しいです。みなさんベジタリアンですね」とのこと。
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 世界水準の大学院大学だから、ガードが厳しいのかと思ったが、研究棟以外のレストランの入るセンター棟まで、受付で届けるだけで自由に入り、見学できる。「沖縄の人たちに大いに見てもらいたい」からだという。もう一度、ランチを食べに来よう。
 
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