レキオ島唄アッチャー

アルテミュージックファクトリー100回記念で盛り上がる

 音楽好きが毎月集うアルテ・ミュージック・ファクトリーが100回を迎えた。ファクトリーは演奏する者が500円を払い、聞くのは無料というユニークなスタイルの演奏会だ。2003年3月、スタートして、11年目となる。
 記念のファクトリーとあって、総勢31組がエントリーした。通常は2部構成だが、今回は3部構成。なんと午後7時に始まって、日付が変わっても終わらず、5時間を超えるライブとなった。
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 当初は12回までは「フルートの世界を遊ぶ」「バッハを聞く」などテーマを決めいたが、ジャンルはもっぱらクラシックだった。第13回から、一字だけのテーマでいろんな音楽ジャンルも出やすくした。一字シリーズの最初のテーマは「春」。以後、すべて一字で続けられ、今回のテーマは、新たな一歩へということで「一」だった。
 三線仲間の玉那覇さんも久しぶりの出演。得意の「ゆたから節」を披露した。とっても味わいのある歌三線だった。
 宮古民謡の名手で、病気療養中の平良俊夫さんが音源で出演したのには驚いた。リコーダーの巧い奥田さんが、平良さん歌う「伊良部トーガニ」の録音を流しそれに合わせて縦笛を演奏した。笛とともに、改めて平良さんの絶品の名曲に酔いしれた。
 
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 私は「かぬしゃまよー」という民謡を歌ってみた。「かぬしゃま」とは「愛しい人」という意味だ。「遊び重ね、情けを交し合った夜のことを忘れるなよ」と歌い出す。「あなたがいて花開く草花もある。いつまでも可愛がってね」と答える。互いに心変わりしないでね、と交し合う。
 最後に「松の葉の如く、落ちて枯れても、いつまでも一つの道でいようね。私たち二人は」と誓い合う。テーマに合っているだろう。
 私はアルテには第72回から出始めて今回で28回目。歌三線は上手くはなっていないが、28回すべて異なる曲を演奏してきたことだけは自己満足している。演奏が終わると「なかなかいい曲ですね」と声をかけていただいた。

 第2部は、ファクトリーが始まった当初から、かかわった人、最近は出ていないが前は常連だった人などゲスト出演した。
 南亭こったいの落語もアルテの名物になってきた。別名、あにたまきはハーモニカでも出演しながら、落語を披露した。

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 ゲストはいずれも素晴らしい演奏家だった。なかでも、県立芸大生に演奏の場を提供するため、その窓口ともなったホルン奏者の東尾さんが、子ども連れで出てきた。ホルンの独奏を聞くのは初めてかも。もっと聴きたいくらいだった。
高校の美術教師だという吉本さんは、とても教師とは見えない芸人。フォークを歌いながら盛り上げた。
 
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 八重山民謡の唱者、杉田園さんは、三線を持たず、ピアノの弾き語らいを披露した。
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 ツレは、新田さんのギター伴奏で「あとひとつ」を歌った。のびやかな声で盛り上げた。オジサン二人が、前に出てきて両手を揺らしてノリノリ。楽しい演奏になった。
 今回は、ミュージシャンで料理人を自称する「オーティス・ヨッシー」さんが、得意の焼きそばやお好み焼きを調理して提供しながら、出番になるとバンド仲間とともに、出演した。「ルート66」など3曲を演奏。カッコいい演奏にみんなしびれていた。
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ギターサークルのメンバーでもある宮城奈々さんは、歌もうたい、ピアノを弾き、ギターも弾くが、なんとテナーサックスもこなす。お仲間とサックス三重奏を披露した。
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 ツレは、もう一度登場した。アルテの主宰者である越智さんのトランペットのフィ―チャーで「ゴッドファーザー・愛のテーマ」を演奏した。トランペットとよく合っていた。ツレは急に、司会も頼まれて、大忙しだった。
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演奏が多すぎてとても紹介できない。
 プロからど素人まで同じステージで演奏をする。素人でも暖かく拍手を送る。このファクトリーのために作詞作曲する人も少なくない。北部の本部町から駆けつけた女性もいる。心から音楽が好きな人ばかりが毎月、集って楽しむこういう場は他にあるだろうか。長く続いてほしい、というのはみんなの共通の願いだ。
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