レキオ島唄アッチャー

辺野古賛成ではない、 宜野湾市長選結果

 寒波襲来で沖縄も震え上がった。各地で過去最低気温を記録し、みぞれやあられも降った。39年ぶりのこと。奄美大島では115年ぶりに雪が降ったという。海辺では、魚が寒さで仮死して打ち上げられた。

 そんな寒い中で行われた宜野湾市長選挙は、投票率68・72%で復帰以来5番目の高さとなった。それだけ関心が高かったのだろう。選挙結果は、現職の佐喜真淳氏が二期目の当選を果たした。辺野古新基地反対を掲げた志村恵一郎氏は残念ながら敗れた。
 
 といっても、市民は辺野古新基地建設に決して賛成したわけではない。
 それは、出口調査で政府の辺野古移設を「支持しない」が54%を占めたことに示されている(「琉球新報」25日付け)。選挙前の市民への世論調査では、「辺野古移設」反対は7割を超えていた。市民は、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還をのぞんでいるが、かといって県内移設で同じ県民に基地の危険を押し付けることに賛成していない。この市民世論は変わらない。
 
 当選した佐喜真氏は、選挙中、普天間飛行場の危険性の除去、固定化を許さないと力説したが、辺野古新基地についてはまったく口をつぐんで争点化を避けてきた。安倍政権の辺野古新基地推進になんの異議も唱えず、実際は容認しながら本音を隠し通した。そのことは、辺野古に反対しながら佐喜真氏に投票した人が22・9%もいることにも表れている(同出口調査)。
 
 政府は一昨年来の県知事選、名護市長選、衆院選で新基地反対の候補者が圧勝して沖縄の民意が三度にわたり明確に示されても、これを民意と認めずに新基地建設を進めている。宜野湾市長選で佐喜真氏が勝ったからといって、これだけを辺野古賛成の民意というのなら、ご都合主義もはなはだしい。そんな屁理屈は通用しない。逆に、出口調査、世論調査では宜野湾市民も辺野古移設に反対が多数派であることが改めて示された。
 宜野湾市民が政府に求めていることは、普天間飛行場の辺野古移設ではなく、危険性除去と一日も早い閉鎖・返還を実現することである。
  翁長雄志知事は、辺野古新基地反対の「これまでの姿勢を堅持し、県政の重要課題としてやっていく」と述べている。それは当然のことだと思う。多くの県民が支持し期待していることだろう。
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