レキオ島唄アッチャー

素敵なトゥシビー祝いに感激!

 1月8日夜、私の73歳トゥシビー祝い「歌会・音楽会」を首里のアートライフカフェで開いていただいた。狭いスペースなのにたくさんの方々に集まっていただき、歌と音楽で祝って頂いた。
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 このような祝う会なんて、東京では絶対ありえないこと。沖縄でも73歳はあまり祝わないという。そんななか、心のこもった演奏とみんなで歌いあう、すごく素敵で楽しさ満載のトゥシビー(生年祝い)となって、大感激だった。
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 会場は、ツレが作った舞台幕や飾り付けがされ華やいだ雰囲気。注文したオードブルや手作りの料理、手作りのデザートなどテーブルいっぱいに並べられた。ホテルなどのお任せの祝賀会とは違い、ほとんど手作りの祝う会である。
 沖縄に移住したさいは、誰も親戚、友人もいない中、アルテをはじめ音楽を通じて知り合った方々が、次々集まってきて、さらにお誘いはしていないけれど、アルテのニュースを見たり、たまたま通りかかった方まで参加してくれて、狭い会場は超満員。
 祝う会は、ツレの司会のもとに私が、こんなに集まって祝って頂くことに感謝のあいさつをして始まった。
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 幕開けは、祝いの席では欠かせない「かぎやで風節」。三線をもってきてくれた玉那覇さん、比嘉さん、園さん、英子さんと私の5人が演奏した。初めての共演だけれど、息があっていた。
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 三線仲間の玉那覇さんが沖縄風の「カリー!」の発声で乾杯。続いて、糸数さんご夫妻がベルディ作曲「乾杯の歌」を素晴らしいテノール、ソプラノで歌唱してくれた。
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 第一部は、歌三線となった。最初に、私とカオルさんのギターとのコラボで民謡3曲「安里屋ユンタ」「芭蕉布」「二見情話」を演奏した。いつもおじい、おばあと三線で演奏している私は、ギターといっしょに演奏するのは初めて。カオルさんに「いっしょにやりませんか」と声をかけてもらったので、実現した。
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 安里屋ユンタを弾き始めると、すぐ全員合唱となった。これだけで、出席者一同が心一つになり盛り上がる。やはりみんなに愛されている曲を最初に演奏してよかった。「芭蕉布」も同様だ。「二見情話」は、ツレと二人で交互に歌った。
 比嘉さんは、八重山民謡唱者の園さんと「あやかり節」を歌ってくれた。照屋林助さん作だという。
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 玉那覇さんは、「あやぐ節」を歌い、私が三線で伴奏した。玉那覇さんの歌を聞くのは久しびり。もっともっと聞かせてほしいと思った。
 園さんは、2曲歌ってくれた。 園さんはこの日、研究所の練習日だったとのこと。著名な先生に「ただ一人の弟子のトゥシビー祝いなので休みます」と伝えると、師匠がその場でさらさらと歌詞を書いてくれたという。デンサー節にのせて歌ってくれた。
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 さらに、園さん自身が祝いのため作ってくれた歌詞を、名曲「トゥパラーマ」にのせて歌ってくれた。わざわざ祝いの歌詞を創作して歌ってくれるとは、民謡を愛する者にとって何よりのプレゼントである。うれしい限りである。歌詞は別途紹介したい。
 糸満の「風は南から」のライブ友だちの英子さんは、私のリクエストで「肝かなさ節」を歌ってくれた。最高賞に挑戦しているだけに、とても上手くて優しい歌声だ。
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 私の独奏もプログラムにあったので、「御年日(ウトゥシビ)ぬ唄」を歌った。むる生年祝いの歌詞である。
♪73歳のお祝いは御万人とともに、お酒を酌み交わす 身体が元気でいられるよう願う。
 こんな歌意である。沖縄に身寄りのいない私たちにとって、みなさん(御万人)とともに祝って頂くこの会は、ピッタリの内容だった。

 第二部は、弾き語り&楽器演奏の部。
 カオルさんは、ツレのリクエストに応えて「風」の「ささやかなこの人生」を歌ってくれた。歌と演奏とも素敵だった。
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 島袋さんは、いつものギターはなしで、アカペラで歌ってくれた。知らない曲だった。大変失礼します。
 越智さんは、トランペットで「威風堂々」を演奏してくれた。ツレがピアノで伴奏した。これも私の好きな曲だからということで、感謝したい。
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 ツレは、かつての自分のあゆみと重ねて中島みゆきの「時代」をピアノ弾き語りで歌った。歌を聞き「涙が出ました」と言ってくれる人もいた。
 糸数夫妻は、私の郷里にちなんで「南国土佐をあとにして」を歌ってくれた。故郷高知に思いをはせて、いっしょに口ずさんだ。
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 吉本さんはギター弾き語りで歌ってくれた。これも知らない曲だった。大変失礼しました。
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 私はまたツレのピアノ伴奏で松崎しげるの「愛のメモリー」を歌った。この祝う会の企画し準備してくれた妻への愛情を込めて歌ってみた。
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 越智さんと金城さんから、綺麗な花束が贈られ、いっせいにクラッカーが鳴り響いた。予想もしていなかった。 その他の方からも、いろいろなプレゼントをいただいた。ただ音楽という共通の趣味でつながっているだけなのに、こんなに暖かく、祝ってくれることに、心から感謝したい。

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 最後は、全員で「あの素晴らしい愛をもう一度」を合唱した。この曲は別れの歌詞なので、本来はふさわしくないかもしれないが、この際年代を越えてみんなが歌える曲ということで、歌詞は度外視して歌った。素晴らしい歌声が響きわたった。
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 沖縄は最後はなんといってもカチャーシーで締めなきゃ終わらない。園さんが三線を弾いてくれ、全員が立ち上がって踊った。

 なにしろ、部屋が超狭いうえ合計19人が参加したので、身動きできない。沖縄には狭い場所で踊るのを「三尺モーイ」と呼ぶそうだ。もはや一人三尺もスペースはないけれど、手踊りはできる。「モーレ、モーレ」の掛け声とともに、踊る踊る。
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 このような、歌と音楽で祝ってくれる素晴らしい「73歳トゥシビー祝い」は、私にとっては「世界に一つだけの生年祝い」だと感じる。
幸い、お出で下さったみなさんにお礼を述べると、異口同音に「私たちもとっても楽しかった」「happyな気持ちになれましたよ」と言ってくれた。 
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 改めて祝って頂いたみなさんと準備に奔走したツレ、さらに会場のアートライフカフェでお世話をしてくれた二人の女性に深く感謝したい。
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