レキオ島唄アッチャー

古蔵青年会が旧盆エイサー

 沖縄は8月26日から28日まで旧盆だ。わが家でも26日はご先祖さまを迎える「ウンケー」で、果物やお菓子、それに「ウンケー」といえばジューシー(沖縄風炊き込みごはん)をお供えして、夕食にいただいた。今年は、「フーチバージューシー」(ヨモギ入り)で、とてもフーチバーの香りがして美味しかった。
 27日は「中ぬ日」。お中元を配るのが恒例である。わが家では、揚げ物を使わない料理の旧盆オードブルを注文したので、お店まで 取りに行った。
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朝の通勤時間帯は車が少なかったのに、午後3時頃はやたら車が多くて道路が渋滞していた。お中元配りなどお盆であちこちと回る人が多いのだろう。例年のことだ。
 夜には、古蔵青年会の旧盆エイサーがこの地域にも回ってきた。 
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 近くの住宅から家族で見に出てくる人が多い。今年は、歌三線の地謡(ジカタ)が一人になっていた。毎年3人いたのに。一人ですべてこなすのは大変なご苦労だ。 
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 エイサーは「かたみ節」から始まって「唐船ドーイ」まで連続して演舞した。大太鼓、しめ太鼓が勇壮に舞い踊る。イナグモーイ(女性の踊り)も可愛い。 
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チョンダラー(道化)は子どもたちに大人気だ。 
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 エイサーする青年がなんか若返った気がする。青年会も常に新しい若者を入れていくのだろう。
 エイサーの太鼓の音、演舞を見ると、チム(肝)どんどんする。地域の人たちもあたたかい声援を送っていた。なかには、チョンダラーといっしょになって踊る人もいた。
 演舞が終わると、チョンダラーが袋に入ったお菓子を子どもたちに配るので、いっせいに子どもたちはチョンダラーの周りに集まる。 
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 この子どもたちも、将来はエイサーの仲間に加わる人たちがきっといるだろう。いま演舞している若者も10数年前には、チョンダラーからお菓子をもらっていた子どもだったのかもしれない。
 28日は、「ウークイ」。家に帰って来ていたご先祖様をグソー(あの世)にお送りする日である。ご馳走でもてなすだけでなく、帰りにはあの世でお金に困らないように「うちかび」を燃やして持ち帰ってもらう。お供えしたサトウキビを杖に使ってもらう。ガンシナと呼ばれる小さな輪は、お土産を頭に載せるために使う。 至れり尽くせり。ウチナーンチュのご先祖様を大切にする心配りにあふれている。
             
 仏壇のある家に家族、親戚が集まり、みんなでウトートーする。そして夜中には家の前に家族が出て、お送りする。わが家ではとてもとても沖縄風にはできないが、心ばかりのお盆をしている。
 旧盆は7月15夜で満月のはずだが、今年は13夜くらいの感じ。満月の日だから必ず月が完璧な円になるとは限らないらしい。でも13夜が一番よいと八重山民謡では歌われている。
 
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