レキオ島唄アッチャー

アルテで「通い船」を歌う

 毎月恒例のアルテ・ミュージック・ファクトリーが11日夜、開かれた。今月のテーマは「船」。同じテーマは使わないはずなのに、なぜか2度目のテーマだった。エントリーは16組でちょっと少ない。
 トップバッター恒例の島袋さんは、ギター弾き語りで「兄弟船」を歌った。いつもながらよく通る声だ。
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 越智さんは、ギター独奏でメンデルスゾーンの無言歌「舟歌」。ピアノで聞くのとは違った味わいだ。
 フラメンコギターのwadaさんは、オリジナル曲を披露した。 
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 民謡をマンドリンとベース、ドラムで演奏するカーペンターズは「かたみ節」「いちゅび小(グヮ)」など歌った。バンドの音量が大きいので歌声があまり聞こえてこないのは惜しい。 
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 私は歌三線で「通い船」を歌ってみた。戦後、関西汽船が那覇と神戸を結ぶ定期船を運航した。昭和民謡の名曲を数々作った、普久原朝喜さんがこの船をテーマに1960年にこの歌を作り、ヒットした。那覇と大和の通い船は、たんなる一交通手段というだけではなく、大和と分断され、アメリカ占領下にあった沖縄と祖国を結ぶきずなのような意味合いがあったのだろう。
 歌詞は、那覇から大和に出航する情景、心情を歌っている。嬉しさと悲しさのなかで懐かしい那覇から旅立つ。たくさんの人々とともにこの船に乗る。それぞれ思ううことは様々だが互に打ち解けて寂しさを忘れよう。さやかに月は輝き、波風は静かだ。とくに親、兄弟の名残惜しいことだ。こんな内容である。 
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 もう3年もアルテに出ているのに、普段の練習通り上手く弾けない、歌えない。少しへこむ。
 南亭こったいの落語は「船徳(フナトク)」。遊び過ぎて勘当され船宿に居候する若旦那の徳さんが、にわか船頭になり客を乗せて騒動になる古典落語。練習不足というけれど、十分楽しめた。写真は徳さんが舟を漕ぐ様を演じているところ。 
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 ギター弾き語りのカオルさんはオリジナル曲「船出」を歌った。アルテ出演だけで47曲も作曲したというから、シンガーソングライターとしてスゴイと思う。 
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 ツレはピアノソロで「さよならの夏」を弾いた。習い始めて半年のシニアコンサートで同じ曲を演奏した。前より格段に表現力のある演奏になった。練習は目に見えないようで着実に技量として実っているのではないだろうか。
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 このあとアルテギターサークルとそのメンバーの演奏が続いた。ナナさんは、ギターの二重奏で「愛の喜び」、ピアノ弾き語りで「風をあつめて」を披露した。演奏しながら声がよく出ているに感心した。 
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 ミーシャさんが久しぶりにギタ―ソロで「イラヨイ月夜浜」を演奏した。やさしい音色で魅了する。
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 新田君は、セカイノオワリの「dragon night」をギターを弾きながら歌った。始めて聞く曲だが、メッセージのこもった歌だった。 
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 ふーみんさんは、リコーダー、ギターを演奏するが、この日はジャズフルートで「枯葉」を披露した。多芸な人だ。 
 オオトリは恒例の吉本さんのギター弾き語り。フォーク歌手の高石ともや、アメリカのウディー・ガスリーの歌を紹介した。彼らが好きだとは、真正のフォーク世代である。「春夏秋冬」を歌った。トークと歌の端々に「へのこ、辺野古!」の言葉が飛ぶ。思いがつのるようだ。 
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 来月は「城」がテーマ。さて何の曲にするか。いくつか候補曲はある。1カ月練習しながら決めよう。
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