レキオ島唄アッチャー

アルテで「女工節」を歌う

 毎月恒例のアルテミュ―ジックファクトリーが開かれた。今月のテーマは「桜」。18組がエントリーした。
 皆さん、桜や花をテーマとした曲を披露する。ウクレレによる童謡「さくら」、高校生D君の「桜のしおり」、中学を卒業したばかりのМさんの「桜の花びら」、Мさんのお母さん、Мさんはオリジナル曲「ありがとう」を歌った。自作の曲があるとはスゴイですね。
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 三線は私一人。沖縄民謡には、桜を歌う曲は意外に少ない。梅の方が多い。選曲に迷ったが、「女工節」にした。
戦前、沖縄から大和の紡績工場に女工として、若い女性がたくさん働きに行った。女工哀歌といってよい曲だ。その中に、「桜木にかかて、我んや泣ちゅさ」という歌詞があるからだ。 
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 歌詞の要旨を紹介する。
 親元を離れ、大和に旅に来た。寂しさはあるが勤めだから、やむを得ない。友達と別れたのは村はずれ、親と別れたのは那覇の港だった。那覇まではわが島だが、船に乗れば大和。お金を稼いでいつか島に帰ってくるよ。大和に来れば友達一人いな。桜木にもたれて泣いている。空に照る月を眺めれば、島のことが思い出される。ガラス窓を開いて歌う。聞こえますか、お母さん、私の歌声だよ。紡績は楽だと聞いてきたけれど、楽なんかじゃない哀れだよ。
 演奏はまあまあだが、男歌ではあまり味わいが出ない。
 先生をしているYさんが「昔は中学を出ると進学か就職かで選択が別れた。女工としてたくさん行ったよ。その人たちが日本の経済を支えた」と話していた。

 ツレは、「バッハのメヌエット」「モーツアルトのメヌエット」を演奏した。「先月失敗したのでもう一度」という思いだった。バッハはショパンなどとはまた違った特有の難しさがあるようだ。つまづきはあるが、よく練習しているので、着実によくなっているのではないか。 
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 先月から復活した南亭こったいの落語は今回「花見酒」。人前で声を出してやるのは初めてらしいが、とてもよくできた面白い落語で、みなさん大笑いだった。 
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 最近よく出演するSさんは、ギター弾き語りで「カーニバル」を演奏した。この日、彼女は高知の日本酒「土佐鶴」を差し入れした。土佐人ではないのになぜ? と思った。ツレがあとから聞いたところ、日本酒は飲まなかったが、知人から「試しにこれを飲んでみて」と誘われ飲んだのが、わが郷里の酒「司牡丹」。「なにこれ!」と驚き、以来日本各地の酒を取り寄せ飲んだけれど、高知の酒が一番美味しいとはまっているそうだ。「土佐鶴」はよく飲んだ酒なので懐かしい。でも、車を運転するので匂いだけ嗅いだ。 
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 Nさんはドラマ「流星ワゴン」の主題歌「ヤなことだらけの世の中で」をギター弾き語りで披露した。ドラマは見ていなかったので初めて聴いた。桑田佳祐らしい楽曲だ。 
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 高校教師のYさんも、ギタイー弾き語り。笠木透のフォークなど歌った。歌以上にユーモアたっぷりの語りが面白い。その中に辺野古への新基地建設の愚かさなど織り交ぜられていた。 
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 2年ぶりぐらいで顔を見せたNさん。エントリーの人たちが終わったあと、打ち上げの中で、稲葉晃の「わかってください」をギター弾き語りで歌った。声も歌もとても素晴らしい。シャンソンが得意らしいが、プロ顔負けの実力者。思わずアンコールの声が出て、「シクラメンのかほり」も歌った。これからもっと出てくれると嬉しい。 
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