レキオ島唄アッチャー

新年会を楽しむ

 民謡三線サークルの新年会があった。昨年は、元日からの風邪が長引き、出席できなかったので、今年は元気で出席できて何よりだった。
 新年会は、お稽古した後は、めでたい席には欠かせない「かぎやで風節」を演奏し、サークルの女性3人が舞った。その後は、余興に移り、メンバーが得意の歌三線を披露した。
 トップバッターは、サークルきっての早弾きの名手Kさん、それにTさんと私の3人。「具志堅小唄」など3曲を演奏した。テンポの速い曲なので、ミスばかりしていたが、3人なのでなんとか弾き終えた。と思ったら、先生からダメ出しがきた。「速い、速い。速すぎます。もっとゆっくり弾かないと味が出ないですよ」。新年から反省!しきりである。
 日ごろ、みんなで合奏ばかりしているので、独奏や2,3人での演奏は、こういう場でなければ見ることがない。古典音楽を含めて、自慢の腕、のどを披露した。中でも「恋し鏡地」を歌った女性のОさんは、初めて見るお方。難しい曲なのに、三線も歌もとても味わいのある演奏で感心した。三線を習って「最高賞」まで取った方だと後から聞いて、納得した。
 私も、「瓦屋情話」を歌ってみた。先生が三線でサポートしてくれたので、謡いやすかった。

 昼食はお弁当を取り寄せたが、サークルの女性たちから差し入れがいくつもあった。北部出身のHさんは、「モーイ豆腐」という海藻を使った手料理をたくさん作って持ってきてくれた。「モーイ豆腐」は、北部の人はよく料理するが、南部ではあまり作らない。沖縄本島の中でも違いがある。
 Hさんは、この料理を作るためこまめに、海辺に出かけてこの海藻を採っている。「もう1,2年分は採ってあるのよ」というから、ビックリである。
 Aさんは、ピーナッツを使った「ジーマミー豆腐」を手作りして、一つ一つパックに入れて配ってくれた。本部町にいるYさんは、みかんの一種、シークワーサーを山ほど持ってきてくれた。通常は、カボスのように青く酸っぱいのを、しぼって料理にかける。秋刀魚の塩焼きに最適だ。年末からはもう熟してオレンジ色になり、フルーツとして食べられる。今年は、豊作だったようだ。

 午後は、カラオケタイムとなる。メンバーのTさんが、カラオケ設備を持ち込んでくれる。操作のために息子さんを連れて来て、息子さんは一日中、おじい、おばあとお付き合いをしてくれる。感謝、感謝である。
 カラオケは、歌謡曲と沖縄民謡があるが、やはり人気は民謡である。情け歌の民謡を歌っていると、なんと社交ダンスサークルに入っているメンバーが、ダンスを始めた。民謡で社交ダンスを踊るって、どういうこと。踊れるのか!と驚いた。だが、ブルースでも踊るように、なんとなしに歌に合わせて踊った。その後も、何度も踊り出す。速弾き曲でカチャーシーを踊るのは当たり前だが、民謡で社交ダンスを踊るのは初めて見た。さすが沖縄だ。
 民謡サークルには、カラオケサークルのメンバーが何人もいる。しかも、那覇市社会福祉協議会の主催するカラオケ大会で優勝した人も2人いる。さすが聞き惚れる歌声だった。
 私も、八重山の「トゥパラーマ」を歌ってみた。幸い「よく声が出るね」と声をかけてくれた。
 みんながこの1年、三線サークルで楽しもう。元気でがんばろうとの思いを一つにした新年会だった。
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