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与座ガー、水量豊かな井泉

与座ガー、水量豊かな井泉
 気持ち良い天気なので、久しぶりに湧水を訪ねた。糸満市の与座にある「与座ガー」。「ユザガー」と呼ばれている。那覇方面からだと、県道7号線の照屋交差点を左折し、77号線を進み、与座の三叉路を右折して富盛向けに少し行くと左カーブをする地点で、右手に入る。浄水場の隣である。首里王府時代につくられた井泉だ。2004年に公園整備がされた。
 水量が豊富で階段状に水が流れ落ちる。沖縄ではわりと珍しい水車が置かれている。これは、製糖用水車だとのこと。説明坂があった。
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「この地に大正時代の初期頃、与座村農家によってサトウキビの汁を絞り出す動力として、水車が設置され大東亜戦争(太平洋戦争)以前まで利用された(高嶺間切与座村誌引用)集落地域整備事業『ユザガー公園整備』の完成を記念してその模型を設置する」(平成16年3月25日)。
 昔の黒糖づくりは、石で作った3本の車を牛に引かせて回し、車の間にサトウキビを刺し込んで汁を絞っていた。与座では、牛ではなく水力を使って車を回しただろう。
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 水量が豊かな井泉は、いままで見た限りでは、金武町にある金武の大川と双璧をなす。
この湧水は、糸満市の水源、地域の農業用水などに用いられるが、余った水は公園に整備されたプールに引かれ、地域の子どもたちの格好の遊び場になっているという。
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  水車の上の段には、小さなプールがある。さらに上がると、水源からの水路が長く伸びている。水路をさかのぼると、ガマ(洞窟)になっている。ここが、水源のようだ。

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このあたりは、標高186㍍の与座岳を頂にして丘陵が広がっており、降った雨が地下を流れて、湧き出しているのだろう。
 水源の近くには、拝所があった。涌泉、大御泉、古泉と刻まれた3つの碑がある。「神聖な場所です。綺麗にしましょう」と呼びかける看板のあった。
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湧水は、住民にとって命の水である。それだけ、大切にされ、祈願の対象にもなってきたのだ。
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