レキオ島唄アッチャー

アルテで「あやぐ節」を歌う

 毎月恒例のアルテミュージックファクトリーは、3月のテーマは「路」だった。今月は22組がエントリーした。第1部の出演が少なくて、私は5番目だった。歌ったのは「あやぐ節」。宮古島の船乗りと遊女との掛け合い歌である。宮古島の歌ではなく、沖縄本島の歌だ。沖縄芝居で使われたようだ。
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 歌い出しで「道ぬ美らさや 仮屋ぬ前 あやぐの美らさや 宮古ぬあやぐ」と出てくる。仮屋は琉球を支配していた薩摩の役人が駐在していたところ。「あやぐ」は宮古島の代表的な民謡である。
 「道がきれいなのは仮屋の前 あやぐの美しいのは宮古のあやぐだよ」という意味である。
 この曲は、歌詞の全体の意味の理解が難しいところがあり、話し出すと長くなるので省略する。
 演奏は、三線はやさしいのでなんとか大きなミスはなく歌えた。しかし、演奏中の話し声がうるさい。あまりうるさいので、終わった後、「演奏はへたくそだが、マナーとして演奏中に大きな声で話すのは慎んでほしい。とても気になるので。マナーは守り合いましょう」と言った。同じ思いをしていた人もいたようだ。「いいことを言ってくれたね」と声をかけてくれる人もいた。
 
 恒例の落語は、南亭こったいさんの時間の都合で、1部の休憩の後になり、なんと演台はなし。立ったままでの話だった。演題は有名な落語「ときそば」。お馴染みの内容だが、話術も上手いのでみんな笑ってしまう。
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ギターのベテラン、小嶺さん、越智さんによる「オリーブの首飾り」には、聴いているみんなマラカスでリズムをとり、大盛り上がりだった。
 ツレは新田高志さんのギター伴奏で、木山裕策の「home」を歌った。声もよく伸びていて、ギターともうまくかみ合い、練習不足なのに、よい演奏だった。
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 伊波英世さんは、9年前奥さんを亡くした悲しみを歌った自作の曲で、胸を打つ演奏だった。
 トリは、ソプラノ、テナー歌手の糸数夫妻だった。なかでも、糸数剛さんが歌った「丘の上の白い校舎」は、沖縄で卒業シーズンによく歌われる曲だという。
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 大和の流行歌なのに、大和の人はほとんど知らない、沖縄だけでヒットした曲らしい。でも沖縄の人は日本中で知られていると思っていた。先日その話が「琉球新報」の投書欄に掲載されたばかりだ。われわれも「えっ、そんな曲があったの?」という感じ。前夜にラジオで流れて初めて聞いた。南田洋子のセリフが入っている。
 糸数さんは、いつものようにギターを奏でながら歌った。奥田さんが、セリフを担当した。
 曲はワルツで、歌詞はとても大和っぽい内容だ。なぜ沖縄でだけヒットしたのだろうか。糸数秀子さんによると、「丘の上の白い校舎」という歌詞のイメージは、当時の沖縄にはない情景で、とても憧れをもったとのこと。

 他にも、沖縄で有名になったものがある。どうやらこの「憧れ」に謎を解く鍵がありそうだ。 


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