レキオ島唄アッチャー

品位を疑う現職のビラ

 沖縄県知事選挙は終盤を迎えた。ここにきて、まるで謀略宣伝のようなビラが各戸配布された。「共産主導の県政にするな」「流れを止めるな!」「革新不況にするな」という大きな文字だけが踊り、政策ははない。こんな謀略まがいのビラは、正体不明の組織が配ったのかと思った。だが違う。仲井真氏を推す「沖縄21世紀ビジョンを実現する県民の会」の届け出ビラ第1号と明記されている。
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 しかも、街頭に立て看板もいっせいに立てられた。
 いやはや、これはまともな政策論争では勝てないので、「共産主導」のレッテル張りに打って出たということだ。およそ現職候補とは思えないダーティーなビラだ。品位のかけらもない。
 翁長雄志氏はもともと沖縄自民党の重鎮だった人物だ。普天間飛行場の県内移設に反対するオール沖縄のリーダー格として、保革の枠組みを越えて「イデオロギーよいアイデンティティを」と沖縄の誇りをかけて頑張っている。そのことは県民に広く知られている。「共産主導」などあり得ない。自民党、仲井真氏自身がよく知っているだろう。
 「流れを止めるな!」といえば、政府の言いなりになって進めている辺野古移設の「流れを止めるな」と聞こえる。
 なぜまともに政策論争から逃げて、自らの品位を貶めるような汚い選挙手法に出ているのだろうか。
 11月7、8の両日、朝日新聞と沖縄タイムスなどが行った選挙の情勢調査でも、共同通信が行った同日の情勢調査でも、翁長氏が優位に立ち、仲井真氏が後を追うという情勢にあることが明らかになった。
 公約を裏切って辺野古埋め立てを承認した仲井真氏への風当たりは強い。辺野古への新基地建設反対は、なお7割を超えている。今回の選挙でも最も重視する課題は、基地問題となっており、過去の選挙と様相が異なっている。
 この劣勢にある情勢、県民の支持が広がらないことへの焦り、苛立ちが、およそ見識を疑うようなデマ宣伝となって現れているのだろう。
 

 
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