レキオ島唄アッチャー

海水淡水化センターを見学

 研修では、海水淡水化センターも見学した。北谷町の宮城海岸添いに県企業局の施設がある。100㍍ほど沖合から海水を汲み上げ、1日4万トンのを淡水化して、水道水として供給している。日本で2番目の規模である。
 島国の沖縄は、たびたび渇水が生じた。復帰の1972年から94年までの間に14年は断水を含む給水制限が実施された。近年は、ダムが整備されて本島では断水などなくなった。だが、水需要は増えており、それに対処するため豊富な海水を利用するためこの施設が造られたという。
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 ビックリしたのは、海水は川の水よりも水質はきれいだということ。汲み上げた海水は、約3・5%の塩分が含まれている。淡水化の原理は、水は通すが塩分は通しにくい特殊な性質を持つ「半透膜」という膜を使って真水を得る方法だ。「逆浸透膜エレメント」と呼ばれる装置を無数に並べた逆浸透設備を見学した。ほとんど自動化された設備なので、広い工場内には人はほとんど見えない。
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                  逆先頭膜エレメントの説明
 淡水化した水は、北谷町、那覇市はじめ7市町村に給水している。商品化して一般には販売していない。でも、試供品というか淡水化した真水をコップでいただき、ペットボトルもお土産にもらった。通常の水道水と比べると「味が違う、美味しい」という声が聞かれた。 
 海水から塩分を除去すると塩が得られるので、塩は業者に卸しているそうだ。
 問題は、造水コストだろう。巨大な設備となるため、総事業費347億円(国庫補助率85%)になり、1㎥当たり約170円で、陸水と比べると高いという。
 陸水にあたる倉敷ダムにも立ち寄った。このダムは、比謝川水系の与那原川の上流に1961年、米軍によって建設された利水専用の旧瑞慶山ダムを、利水と治水の両目的を兼ねた多目的ダムとして再開発した。沖縄県が管理する「倉敷ダム」として1996年完成した。 
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 驚くのは、ダムのある与那原川の水だけでは、北部の山原の4つの河川の水を導管で注いでいるということ。それで水量も豊富なのだろう。
 沖縄のダムは、山原に多いけれど、倉敷ダムは中部にあり、都市部からも近い。湖畔の広場があり、水遊びができるようにもなっているので、家族連れがよく来る。デートスポットでもあるという。この日も、バス3台で保育園児らが遊びに来ていた。
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