レキオ島唄アッチャー

「アルテ」で「デンサー節」を歌う

 毎月恒例の『アルテ・ミュージック・ファクトリー」が開かれた。今月のテーマは「言」だった。
 エントリーは16組くらい。予定者が来なかったり、飛び入りもある。最後までいなかったので、正確に出演者数は分からない。
 三線も弾く比嘉さんが、ギターを爪弾きながら「私に人生といえるものがあるなら」という曲を歌った。フォーク歌手、横井久美子さんが歌っていたのをレコードで聴き、自分で採譜したという。原曲は、アメリカ民謡らしい。しっとりとしたいい曲と歌声だった。
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 友利さんと北川さんは二人で「アンティーズ」というユニットで出演。今度ある敬老会で歌うことになっている3曲をメドレーで歌った。お年寄り向けなのか「高原列車は行く」の懐メロを歌った。これには、「楽しそうだ」と比嘉さんも加わり、聴衆も一帯になって歌った。
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 今回のテーマの「言」といえば黄金言葉(クガニクトゥバ)がすぐ浮かぶ。黄金言葉を盛り込んだ民謡が、教訓歌としてたくさんある。代表曲が「デンサー節」。習い始めた八重山の「デンサー節」を歌ってみた。歌意は次の通り。
♪上原(西表島)のデンサー節は昔からのデンサーだ 私たちの心を言い表しているから どうかお聞きください
♪島(村)を治めることと家庭を営むことは 船を操ることと同じである 船頭と船子、
 親と子(村長と村びと)が 揃わなければ(心が一つでなければ)ならない
♪親子の仲がよいのは子の心掛け次第 兄弟姉妹の仲がよいのは年下の心掛け次第 
 家庭の営みが円満であるのは 嫁の心掛け次第
♪人の大きな身体は愛らしくない 胆心こそ愛らしい 胆心をよく持ってこそ 世間を渡られる 
♪物を言う時は慎みなさい 安易に口から出してはいけない 一度出した言葉は飲み込むことはできない
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 古くから八重山の島々に生きてきた人々が、大切にしてきた人生の道しるべがうかがわれる教訓歌である。王府時代からの曲だから、封建的な道徳観も反映されているが、時代を超えて生きる教訓もある。
 この曲に続けて、同じ八重山の「安里屋ユンタ」も歌った。まだとても味わいのない歌に終わった。 
 ツレは「オーバーザレインボー」をピアノソロで弾き、続けて「渚のアデリーヌ」を演奏した。「渚のアデリーヌ」はほぼノーミスで、いままで一番の出来だったのではないか。日々の練習の成果だろう。
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 今回は、中高生が出演して盛り上げた。友利さんの娘さんとその幼馴染の高校生。ユニットは「М&D」。AKB48の「心のプラカード」をダンスしながら歌った。楽しそう。「アンコール!」の声も飛んだ。
 T君は、N高校でアルテの常連であるY先生の教え子とか。Y先生がギター片手に登場すると、T君を呼び出してトーク。いつもながらユーモアたっぷりの話とギター弾き語りだった。生徒に人気のある教師であることがよくわかる。
 来月のテーマは「今」。さて何の曲にするか。
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