レキオ島唄アッチャー

アルテで「永良部百合の花」を唄う

 毎月恒例のアルテ・ミュージック・ファクトリーが、9日開かれた。沖縄は旧盆の「中ぬ日」にあたる。お盆では、ウチナーンチュは出づらいから、ヤマト―ばかりが集まるのかな、と心配したが、それなりに平常通り集まり、18組がエントリーした。
今月のテーマは「送」だった。
 「永良部百合の花」を歌ってみた。沖永良部島は、テッポウユリの産地として名高く、戦前アメリカに輸出していた。「百合を送る」で、ピッタリだろうと思った。
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 「♪永良部百合の花 アメリカに咲かせよう 黄金の花は島に咲かせよう」「♪どんなに横浜と波が荒ても 百合は捨てるな 島の宝だよ」と歌う。 これは、輸出していた百合の価格が暴落し、取り扱っていた横浜の業者がそれに便乗して買いたたきをしてきて、もめたことがあった。そのことを歌ったのがこの歌詞である。
 あと工工四(楽譜)によって歌詞に多少違いがある。私の好きなのは「♪出船入船が行きかう和泊の港 百合の賑わいに 島は夜が明ける」「♪百合を作って遊ぼう 黒糖を作って暮らそう お互いに働いてこの浮世を渡っていこう」というところだ。
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 和泊港など島の情景と、島の住民が、百合や黒糖を作り、汗を流しながら生きていく姿が目に浮かぶからだ。ちなみに、識名にある大石公園のテッポウユリは、この和泊から贈られたものだ。
 演奏を始めると、練習ではまったくミスなく弾けるのに、手がこわばり上手く弾けない。と思っていたら、写真を撮っていたツレが、隣でビデオを撮っていた人のテーブルにお腰が当るハプニングがあり、歌を忘れて思わず吹き出してしまった。まったくの不謹慎である。もう一度、最初から歌ってみた。やっぱり三線は音が抜けるし、歌詞は間違うし、散々な出来だった。
 でも、「咲かちヤリクヌ」の繰り返しや、お囃子の「アングヮヨーサトゥ ナーイチャ シュンガシュンガ」のところを、聞いている皆さんが歌ってくれて、少し救われた。
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 この日の出演では、友利まお&まゆみさん母娘が、素敵な歌を披露してくれた。まゆみさんは、オリジナル曲を歌った。歌詞とメロディーが浮かんでくるとか。スゴイ才能だ。
 糸数剛さんは、ギター弾き語りで「出船」を歌い、wadaさんは、フラメンコギターを披露した。
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 ツレは、私の三線の伴奏でbeginの「パーマ屋ユンタ」を歌った。町のパーマ屋さんが子どもの頃から髪を切っていた娘さんが内地に旅立つのを送る歌だ。細やかな情感を心憎いまでに表現している。のびやかな歌声で、三線もあまりミスもなく、いい感じでできたのではないか。
 三線を弾く比嘉さんが、「カラオケでは歌うけれど、工工四がなかったので自分では弾けなかった。これがあれば自分で弾きながら歌える」と楽譜をコピーしていった。比嘉さんもbeginが好きらしい。
 ツレは最後に、ピアノソロで「渚のアデリーヌ」を弾いた。9月7日に、浦添市テダコホールで、ピアノコンサートに出演してこの曲を演奏する。そのリハーサルを兼ねて、本番用のドレスを着ての演奏だった。
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 幸い「とても優しい音色ですね。ピアノ始めて2年余りとは思えないですよ」と声をかけていただいた。
 その他、ギターの弾き語り、ピアノ弾き語り、アルテギターサークルの演奏など、楽しい演奏が続いた。
 エントリー者の演奏が終わった後も、吉本先生、wadaさんらが、井上陽水、吉田拓郎など懐かしいフォークの名曲を奏でて、みんなで歌い盛り上がった。
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