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「親見世日記」を読む。深夜徘徊で騒ぎに

 深夜徘徊で騒ぎに
 「親見世日記」を読むと、刀をめぐっては、4か月余り後に別の事件も起きている。
 「親見世日記」9月29日付け「口上覚」から抜粋する。
 今月27日に夜回り番を5人組で勤めていたところ、五郎嘉手納という家の門外に多人数がたむろしていた。嘉手納は「私に用のある人ではない」と申してきた。そこで「夜なので早々に帰宅するように」と申し付けた。しかし、仲村渠1(注・なかんだかり)子と小橋川にや2人が(番屋まで)戻ってきて、刀を振り回して切りかかってきた。喜屋武と嘉手納の2人が、斬りかかってきた2人を取り押さえた。その後、渡地村の仲村渠から刀1本を没収し、夜中に問役(親見世役人)に渡した。今後このようなことが起こったならば、夜回り番を勤めることはたいへん懸念されるので、すぐに報告する。以上。
9月29日 渡地村硫礦崎番人数の仲松 宮平 友寄 嘉手川 喜屋武
 (御仮屋別当の)崎山筑登之
                 IMG_6171.jpg
       「親見世」のあった那覇市東町。 案内板がある。           
 それにしても、夜中に人の家の門外で多人数が集まりたむろしているのを、夜回り番が帰宅を促すと、刀を振り回して斬りかかるとは、不穏当極まりない。
 沖縄はいまも、夜型社会で、子どもや若者の深夜徘徊が社会問題になっている。琉球王府の時代から深夜に若者らがたむろすることがあったのだろうか。
 それに、最近でも、暴走族が集まって騒いでいるとの連絡があり、警官が駆けつけると、逆に警官に襲い掛かってきたという事件があった。なにかそれと類似したような事件である。
 どこから刀を持ちだしたのか。「2人が(番屋まで)戻ってきて、刀を振り回して」とあるので、刀は番屋から持ち出したということなのか。刀はやはり没収になった。

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