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仲井真知事の出馬は不謹慎の極み

 仲井真沖縄県知事が18日、11月16日投開票の知事選挙への出馬意欲を表明した。「もう1回だけ許されるなら、チャレンジしたいという気持ちが日に日に強まっている」と経済界との意見交換会で述べたのだ。
 仲井真知事には、出馬資格はないと断言したい。「許されるなら」と述べているが、自民党県連や取り巻き連中が「許す」と出馬を求めても、平和を願う県民は「とても許せない」と声高に叫ぶだろう。
 それは、なによりも普天間飛行場は「県外移設」を公約に掲げて4年前、知事に再選されたのに、昨年12月、平然と公約に背を向けて政府の辺野古移設のための埋め立て申請を承認したからだ。知事は、口先では「県外移設は変わらない」といっても、その後の知事と県政の態度は、「県外移設」の要求はしりすぼみ状態だ。何より、埋め立て申請を容認したこと自体が、公約違反である。
 今年、1月10日、沖縄県議会は「仲井真弘多沖縄県知事の公約違反に抗議し、辞任を求める決議」を可決した。本来なら、決議を重く受け止めて、即刻辞任すべきであった。それを開き直って辞任しないばかりか、再出馬をするというのは、決議をも踏みにじるものである。
 承認に当たって「普天間飛行場の5年以内閉鎖」などの県の要望に、安倍首相は明確な約束はまったくしていないのに、あたかも政府が約束したかのように言い張って、承認を正当化しようとしてきた。その後、日本政府がアメリカに明確な要求にもとづく交渉をした気配はない。アメリカは、5年以内閉鎖などできないことを断言している。県民をだますペテンのようなものである。
 いまなお、にがにがしく記憶がよみがえるのは、知事が県民を裏切り政府に追従しながら、「驚くべき立派な内容」『140万県民を代表して感謝する」「良い正月が迎えられる」と手放しで絶賛したあの知事の姿である。「県民に大きな失望と苦痛を与えた」(同決議)のだ。「沖縄はお金を出せば基地を受け入れる」かのような、誤った印象を全国、世界に振りまき、県民を深く傷つけた。
 これはいまだ真相が未解明であるが、知事が承認した12月後半、仲井真知事は腰痛だとか病気を理由に県議会も欠席し、治療のためとして上京し入院した。その間に、政府側と秘密裏の話し合いがされた。そのあげくが、埋め立て承認である。療養のための上京と入院とは、なんだったのか。あまりにも、タイムリーすぎる。疑惑は、いまだ払拭されないままだ。知事の上京と入院が結果として、もたらしたものが、埋め立て承認だったことだけは確かである。
 一方、辺野古移設に反対する政府への建白書の実現をめざす勢力は、翁長那覇市長を知事選挙の候補者として擁立する構えだ。同じ自民党員でありながら、翁長市長は、仲井真知事とは対極に立ち、県内移設反対を堅持している。県内移設反対のオール沖縄の立場から脱落した自民党県連は、翁長市長が出馬すれば、これに対抗できる候補者がなかなか見つからないため、仲井真知事の出馬を要請している。恥ずべきことである。
 公約違反、県民裏切りの仲井真知事には、知事としての資格がないことを再度、強調しておく。
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