レキオ島唄アッチャー

アルテで「あがろーざ節」を歌う

 毎月恒例のアルテ・ミュージック・ファクトリーが12日夜開かれた。今回のテーマは「絵」。これは民謡ではなかなか難しいテーマだ。
 今回は、同じ夜に別のライブがあり、ギターリストのbirthdayライブなのでそちらに向かうため、早めの出番となった。
 トップ出演は、恒例の島袋さんのギターと歌、それにリコーダーとギターの伴奏がついて、懐かしの名曲「伊豆の踊子」だった。
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 私の出番は4番目だった。
 テーマの「絵」は探しても曲が見つからない。こじつけで八重山の子守歌「あがろーざ節」にした。子どもの成長を願う内容だが、その中に「墨書き上手になって 筆取り上手になって」という歌詞がある。学問をよくして立派な人になりなさいということだが、筆をとるとは、字を書くほかに絵を描くのにも使うので、この曲とした。苦し紛れの選択だ。
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 歌詞は長いので、少し抜粋して歌うのが通例である。
♪あがろーざぬんなかにヤウヤウイ 登野城(トゥヌスィク)ぬんなかにヤウハリヌクガナ
♪九年母(クニブ)木ぬ下なか 香さん木ぬ下なか ※ハヤシは同じ
♪子守りや達ぬ揃る寄てぃ 抱ぎな達ぬゆらゆてぃ
♪腕ば痛み守りひゅうば かやば痛みだきひゅうば
♪大人ゆなりとーり 高人ゆなりとーり
♪墨書上手なりとーり 筆取るい上手なりとーり
 歌意は次の通り。
♪東里村の真ん中に 登野城の真ん中に
♪ミカンの木の下に 香り高い木の下に
♪子守達が寄り集まり 子を抱く娘たちが集まって
♪腕が痛むほど子守し 手首が痛むほど子守し
♪大人になりなさい 偉い人になりなさい
♪よく学問を学びなさい 勉強して立派な人になりなさい
 最近は、三線はあまり指がこわばらずに弾けるようになったが、高い声が伸びない。いつものことがだ、本番前でも発声練習はしないので、高い声が練習の通りでない。困ったものだ。
 今回は、ツレが私の三線の伴奏で、石川さゆりの「朝花」を歌うことになっている。ただ、キーがなかなか合わないで、調弦は本調子6の高さ、これは「D」の高さになるが、これだと丁度いいというので、このキーで練習してきた。ところが、キーが高すぎて、三線の絃は張りつめてギリギリの限界点になる。練習中に一度、女弦(ミージル)が切れて、取り替えた。本番にまた切れないか気にしてはいた。
 私のキーは、本調子3で、「C」の高さだ。私のあと一つおいて、6番目にツレの出番なので、演奏が終わると、すぐ調弦を変えなければいけない。急いで外に出て6の高さに調弦して戻ってきた。ところがふと三線を見ると、なんと絃が切れて、一本垂れているではないか。心配した女絃ではなく、中絃(ナカジル)だ。あわてて外に出て、絃を取り替えようとするが、少し暗いので、絃を巻きつける「からくい」(小さな棒)の穴が見えない。絃が巻けない。ツレの出番がきてもまだ絃を張替えできないので、他の人に先に出ていただいた。
 玉那覇さんが、お得意の「世宝節」を披露した。聞かせる歌と三線だった。その他にも出ていただいているうちやっと、絃の張替えが出来た。
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 「朝花」は、沖縄に一時住んでいた樋口了一さんの作品。奄美大島の「朝花節」にヒントをえて作ったそうだ。民謡とは異なる三線の弾き方と音色だ。ツレはのびやかな声にのせて、しっとりと歌った。なぜか、会場から手拍子が起こり、少しテンポが早くなった。
              「朝花」を歌う
 今回は20組ほどエントリーがあった。他の人の演奏も聴きたかったが、残念ながら次のライブに急いだ。
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